名古屋市に住んでいるシングルマザー、シングルファザーの皆さん。
レゴランド・ジャパンなどの人気施設に原則無料で行ける制度をご存知ですか?
その名も「ひとり親家庭休養ホーム事業」。
要件に該当すれば1年に1度、対象となっている宿泊施設や日帰り施設を原則無料で利用できる制度なんです。
対象の日帰り施設には人気施設も含まれているので、まだ利用したことがない方は要件や利用できる施設を一緒にCHECKしてみましょう!
※2021年3月時点の情報です。
参考サイト名古屋市:ひとり親家庭休養ホーム事業
目次
ひとり親家庭休養ホーム事業って?
ひとり親家庭休養ホーム事業は、要件に該当するひとり親家庭のレクリエーション費(宿泊や日帰りお出かけ)を支援する事業。
実施している自治体と実施していない自治体がある制度です。実施していても対象施設が異なったり、割引率が異なるので、自治体ごとに確認する必要があります。
以下、名古屋市が行っているひとり親家庭休養ホーム事業について解説していきます。
対象は?
同制度を利用できるのは、名古屋市ひとり親家庭手当を受給している、
- ひとり親家庭(母子家庭または父子家庭)の親と児童
- 両親のいない家庭の児童とその養育者
※名古屋市ひとり親家庭手当は、名古屋市独自の制度で要件に該当すれば最長3年間受給できる手当です。
名古屋市ひとり親家庭手当の受給者が対象なので、最長3年間の受給期間が終わればひとり親家庭休養ホーム事業も利用できなくなります。
利用回数と利用料金
利用できるのは4月1日から3月31日までの間に1回。
制度の対象になるのは親と児童だけなので、友人も一緒に行く場合は友人は自己負担になります。
以下が宿泊施設と日帰り施設それぞれの利用料金です。
【宿泊施設】
1泊2日(夕食・朝食付き)の基本料金が無料!
ただし、自己負担が必要なシーズン料金、冷暖房費、入湯税等が別途かかる場合あり。詳細は各施設に直接問い合わせる必要があるそうです。
【日帰り施設】
入場料金などが原則無料!
(施設により、対象料金は異なるそうです。)
どんな施設が利用できるの?
気になるのがどんな施設が利用できるのか。
こちらが利用できる宿泊施設の一覧です。全部で6箇所もあります。
【宿泊施設】 |
ねざめホテル |
国民宿舎 豊公荘 |
名古屋市民おんたけ休暇村 |
名古屋市休養温泉ホーム松ケ島 |
国民宿舎 奥浜名湖 |
静岡県立森林公園 森の家 |
続いてこちらが利用できる日帰り施設の一覧です。全部で8箇所もあり、どこに行くか迷ってしまいますね。
【日帰り施設】 |
鈴鹿サーキット |
ナガシマスパーランド (ジャンボ海水プール開設期間のみ) |
日本モンキーパーク |
南知多ビーチランド |
リトルワールド |
名古屋港水族館 |
リニア・鉄道館 |
レゴランド・ジャパン |
施設や時期にによって料金が必要な場合もありますが、原則無料で利用できるのは本当に嬉しいですし、助かります。
利用方法
最後に肝心の利用方法を確認しましょう!
宿泊施設の利用方法
step
1宿泊施設一覧の中から利用施設を決め、利用予定日を直接施設に電話して予約
step
2予約がとれたら住んでいる区役所の民生子ども課民生子ども係で利用申込
資格確認後、「利用券」と「利用登録票」が交付されます。
step
3交付された「利用登録票」に必要事項を記入し、利用予定日の9日前までに施設に送付
都合により施設を利用できなくなったときは、必ずキャンセルの連絡を施設する必要があります。なお、利用予定日の7日前以後のキャンセルは、キャンセル料が発生する場合があるそうです。
step
4施設を利用する!
当日、交付された「利用券」を施設管理者に提出して利用します。
日帰り施設の利用方法
続いて、日帰り施設の利用方法です。
step
1住んでいる区役所の民生子ども課民生子ども係で利用申込
資格確認後に「利用券」が交付されます。
step
2施設の利用!
当日、交付された「利用券」を施設の窓口に提出して利用します。
使える制度は使おう!
母子家庭、父子家庭で経済的に不安定だと、なかなか子供とお出かけできない場合もありますよね。
そんな時は使える自治体の制度をとことん利用しましょう!
名古屋市ひとり親休養ホーム事業の場合、要件に該当すれば最大3年間で合計3回のお出かけに利用できます。
詳細は名古屋市のサイトに掲載されているので、是非チェックしてみてください。
参考サイト名古屋市:ひとり親家庭休養ホーム事業